ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「妖精の休日」その95

和己の父親の
会社では
ボランティアに
行くことにしました。

テレビで
ボランティア元年とか
言っているのを
父親が聞いて
やることになったのです。

取引先に
被災した会社があったので
そこで要望を聞いて
救援物資を
車に積んで
行ったのです。

最初は
水やパン
次に
屋根を覆うブルーシートを
持っていきました。

ブルーシートは
屋根の上にのぼって
覆うことまでしました。

次に簡易トイレ
段ボール
なども
持っていきました。

そのようなことで
こんな惨状が
改善するとは思わないけど
すこしでも
役に立てたらと思って
湖子は
しました。

物資を持っていくだけでなく
後片付けや
炊き出しなどの
ボランティアにも
頻繁で掛けました。

こどもも
弥生も
そんなに
がんばらなくてもと
説得したのですが
全然聞き入れませんでした。

和己だけは
理解してました。