雪子:
そうなんだけど
やはり仕事しないとダメなの
お祖父さん:
私の仕事は
2回ダメになった
1回目は
農地改革で
持っていた田畑が
なくなってしまった。
それで
農機具の会社をすることにした。
2回目は
農業機械の発達で
農機具が使われなくなった。
それで
プラスチックス製品の会社を
作ったのです。
雪子:
プラスチックス製品の会社は
儲かっているんでしょう
お父さん言ってたよ
お祖父さん:
今は儲かっていても
明日はわからない
いつ
破綻するかわからないから
その日のために
仕事が
必要なんだよ
雪子:
そうなの
仕方がないな
どんな仕事が
私にできるの