ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

構造計算書偽造事件について3

今日は、この問題の核心である民間検査機関に
確認業務を行わせていることについて

 いわゆる構造改革で行政が、やるべきものを民間にしている弊害がこの事件を生んだと私は、思います。郵便配達でも通常の郵便は、民営化で支障がありませんが、
配達証明内容証明のような公権力があるものの民営化は、リスクがあると思います。
今回の偽造事件では、これが露呈したことになりました。
行政行為の中の「確認」業務を民間に任すとは、何度も言いますが、
言語道断です。
今回巧妙に偽造していたから発見できないと言い訳していますが、
最初から構造計算すれば、提出書類との差異を発見できるのであるから、そのような言い訳は、通らない。
一つ事情を考慮すれば、民間だから、その確認申請書類に時間をかけられなかったと言うことだけである。民間は、利益が前提であるから、適当にしなければ利益が出ない事は、確かである。

以上の理由から利益を前提にしない行政自身が確認すべきであって民間に任すべきでは、ありません。

明日は、すでに建った建物の構造上の対応について、私見を述べます。



今日もは、ペンキ塗りでした。