ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

耐震的な家具の置き方

先日の日曜日のなるほど大辞典の中で耐震的な家具の置き方について 放送されていました。
「建物の短辺方向の方が揺れが大きいので、短辺方向に揺れに耐えられるよう、
家具の向きを長辺方向に向けて置くように」というものですが、
これについて、異論があります。

建物の揺れの大きさは、建物の強さと大きく関係があります。
テレビでは、スポンジを揺らして、短辺の方向の方が、
よく揺れる言っておりましたが、実際の建物は、
スポンジのように均一では、ありません。
普通は、壁の配置によってその強さは、違います。
南向きの建物を考えると、南面は、窓を大きくとって、
西側は、壁にするでしょう。
マンションのような建物なら、
隣室との壁は、防火壁で穴がない耐震壁となるはずです。
敷地が許せば、日がよく当たる様に東西に長い建物で、
かつ、採光をとるため、南北には、短いものとなることが多いでしょう。
すなわち短辺方向は、南北ですが、南北方向には、壁がたくさんあって、
揺れにくい。東西方向は、長いですが、窓がたくさんあって壁がとれず、
揺れやすいということです。
私の家は、南は、窓ばかりですので、小さな地震でも東西方向の長辺に揺れます。

皆様も小さい地震の時どちらに揺れたかを
何度か確認して家具の置き方を決めるのが最適でしょう