ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

アスカルの童話

昔々、あるところにおじいさんと、愛犬のアスカルがいました。
アスカルは、とても可愛い犬でしたが、高いところは、嫌いでした。
人間で言えば高所恐怖症、
何ですが、、、

おじいさんの家には、ロフトがありました。
おじいさんは、ロフトが子供の時から好きで、
ロフトにいつも上がっていました。

アスカルは、いつも下から見上げるだけでした。
ある時、アスカルは、
「おじいさん、いつもロフトで何をしているのですか。」
と尋ねました。
おじいさんは、
「アスカルも上がればいいのに、、、」
と答えました。
「怖いー」とアスカルは、言いました。

アスカルは、ロフトって何だろうと、
ヤフーで検索しました。
そしたら、「ロフト」(有名な雑貨屋さん)がでました。
そうか、上に雑貨屋さんがあるんだ。
どんな物があるのかな。と不思議に上を見ていました。

ある時おじいさんが、ロフトに上がるのを見て、もう無性に上がりたくなりました。
「おじいさん、ぼく上に上がりたいんだ。お願いだから抱いて連れって。」
とアスカルは、例の懇願するような顔でたのみました。

おじいさんは、アスカルにたのまれると断れないので、重いアスカルを持ってロフトに上がりました。
「アスカル上がったよ。ここがロフトだよ。」といいました。
アスカルは、高いところは、恐いので目をつむっていました。
そーと目を開けてあたりをアスカルは、見ました。
「あれ!雑貨屋さん何かないじゃないの。
あるのは、パソコンと本がたくさんあるだけ。
そんなに珍しいものもないのに何故おじいさんは、ロフトが好きなんだろー」
と考え込みました。
おじいさんの隣で伏せておじいさんを見ました。
おじいさんは、楽しいそうです。
そんなおじいさんを見ていたアスカルも
なんだか楽しくなっていました。
アスカルは、何故かふるさとに帰ったような
不思議な感覚に襲われたのです。
「これは、どうしたことか。
何故だろう、、、
何か不思議な感覚だ。」
と心の中で考え込みました。
都会育ちのアスカルなのに、
ふるさとに帰ったような、
あるいは、子供の時に兄弟の犬と母犬と一緒にいるような、
感覚です。

アスカルは、その時はっと感じました。
「そうだこのロフト、
犬が本能的に巣を作る時の、
土のくぼみのような、
暖かさがあるんだー!!
それは、このロフト特有の斜めの天井、
少し狭い空間、
そしてロフトに開けられた天窓からの光、
それらが、ぼくの本能の中にある、
巣への郷愁をよびさますのだー!!!」
と、悟ったのです。
そんなことを思いながら、
おじいさんを見ていると、
「おじいさんもきっと本能の中の、
巣を思い出してロフトにいる時は、
たのしくしているのだろう。」
と思いました。

アスカルは、安心しきった様子で、
おじいさんの隣に寝ていました。
アスカルがそんなことを悟ったとは、知らないおじいさんは、
とても満足そうなアスカルを見て、安心しました。