ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

私が大学に入った頃

大学に入った頃、

より正確に言えば、1度目の大学に入った頃、
私は、私の力を実力以上に過大評価していました。
それは、母が「褒めて育てる教育」を実行していたことに
遠因があると思いますが、
この間違った認識が、その後の私の人生に、
大きな影響を与えます。

一年最初の前期テストが9月の中頃行われました。
長い夏休み勉強したつもりだったのですが、
成績は、まあまあです。
このときに気づけばいいのですが、
私の無知のために気づきません。
気づくのは、2年の前期試験が終わる頃です。
その時私は、何か私の本質というか能力の全容の一部が、
わかったように思いました。
その夏休みには、相当がんばったつもりなのに、
成績が、まあまあなのです。
このまあまあな成績を、
どのように評価すべきかということです
そして私は、気が付いたのです。

「当たり前のことですが、私は、能力が低い、
記憶力が悪い、読解力・集中力が不足している。」
とぼんやりと思いました。
このときから、私は、勉強法を次のように改めました。
集中力がないなら、総掛かりでがんばろうと考えたのです。

皆さんは、勉強は、集中してやった方がよいと考えておられると思います。
少しの時間でも集中してやれば効果は大きいとも考えられていると思います。
私もその考え方に賛成です。
でも集中力のない私には、そのような勉強法は、不向きです。
その時から私は、
「だらだら勉強」をしたのです。
出来るかぎりの空き時間は、勉強するのです。
学校から帰ってくると、机に向かいます。
もちろん机の前に座ったからといって、
勉強するとは、限りません。
しかし机の前に座って勉強以外のことをすることは、
限られています。
1時間座って、10分くらい勉強するでしょうか。
でも日曜日なら10時間以上座っていますから、
少なく見ても2時間くらいは、勉強していると思います。
この逆説的な「だらだら勉強」は、
食事・トイレ・通学・学校の授業時間・を問わず行います。
きっと見かけの勉強時間は驚異的な数字だったと思います。

皆さんは、どのような勉強法ですか。
まさか私と同じ「だらだら勉強」では、ないですよね。