こだま号
こだまと言えば新幹線の
こだま号を思い出されることでしょう。
しかし、今からお話しするこだま号は、
それでは、ありません。
東京大阪間を6時間で行くこだま号です。
何年ごろから走り始めたか
よくわかりませんが、
昭和35年ごろには、
走っていたように思います。
それまで特急ツバメと言うのが
東海道線には、走っていました。
12時間近くかかっていました。
それが6時間になったのですから、
すごい早さです。
時速100kmで走ると聞いております。
その車両は、先頭が決まっており、
大阪駅に着くと、
先頭を東京に向けるため
私の住んでいる家の近くの駅まで
回送されてきます。
それで見に行くことにしました。
汽車ばかり見慣れている
私にとって新鮮な驚きでした。
クリーム色で赤の線が入っていたように思います。
翌日に学校で
こだま号見てきたと自慢なんかしました。
一回も乗ったことは、ありません。
皆さんは、乗ったことあります。
当時汽車賃は、妙に高かったように思います。