ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

昭和30年頃の我が家の一日  その1

我が家の一日 その1

私がまだ幼稚園に行っていない
昭和32年ごろの我が家の一日です。
父・母・兄は、
夏の野菜の出荷があるときは
たぶん午前3時ごろ
冬でも5時半ごろ起きて
「朝の間仕事」に出かけます。
母は、先に帰ってきて
朝ごはんを炊きます。
私は、麦ご飯の炊ける(焦げる)パチパチという音で目が覚めます。
私が起きると
母は、私を寝巻きから昼の着物に着替えさしてくれます。
それから「ちょうず」を使います。
上方落語のねたにもなっている
「ちょうず」とは朝に顔を
洗うことです。
アルミの「かなだらい」に水を汲んで
使います。
厳寒のときはお湯を母は入れてくれます。
歯も磨きます。
歯ブラシはたぶん木でできていたような気がします。
歯ブラシに水をつけて
歯磨き粉をつけて磨きます。
こう書けば今と変わらないと読者の方はお思いになられると思います。
しかし今は「歯磨き粉」ではなく「練り歯磨き」です。
当時は箱に入った歯磨き粉を使っていましたから
歯ブラシを濡らさないと粉が付いてきません。
「歯ブラシに水をつけて歯磨き粉を使う」と言う語法は昔の名残ですね。
私は現在は「水をつけずに練り歯磨きで」1日に6回以上磨いています。

皆様はどのように今は表現していますか
そのような些細なこと気にも留めませんよね。