昭和30年ごろの我が家の一日 食事編 その5 お膳後編
前回の前編を読んでお膳を知らない人は
何か変とお思いでしょう。
一部の方は、「おーい、食器は洗わないのか」
と思っていると思います。
水道がない時代は洗わないのが普通です。
清水を私たちが住む地方で得るのは困難です。
生水や、生野菜等は通常食べません。
お茶碗を洗うと言うことは
見た目は美しくなりますが、
かえって雑菌をつけていることと同じです。
お白湯で洗うとある程度
殺菌の効果があります。
また油ものなどは普通食べられませんので
それでもよかったのかもしれません。
さて本当はどうでしょうか。
インドでは右手で食べる方が
スプーン等で食べるより清潔と
考えられています。
皆様はこれについてどのようにお考えですか。
何事も節約が美徳の時代ですね。
現代にも必要かもしれません。