ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

昭和30年代ごろは、寒かった かな 続き

昭和30年代ごろは、寒かった かな 続き

寒い日には、
顔を洗うのも大変ですよね。
今では、お湯の蛇口をひねると
お湯が出てきますが、
すぐにお湯ができないので
少しの時間でさえ待ちます。
昔は蛇口をひねると
お湯が出てくるなんてもちろんありません。
寒い日には、
母が「へっついさん」の大きな釜で
お湯を沸かして
それを「金たらい」に入れて
顔を洗っていました。

このお湯を使うのは、
冬中ずーとではありません。
冬でも寒い日のみです。

都市ガスが家に来て
瞬間湯沸かし器が
流しの上に付くまで
沸かすのがガスレンジかへっついさんかの違いが
あるにせよ同じです。

話は、突然代わりますが
昭和40年ごろ
アメリカで「黒人暴動」が起こりました。
その原因のひとつに
「お湯が出ない」というのが
ありました。
「アメリカでは、
お湯が出るのが
普通なんだ。」とはじめて気づきました。

何も知らない
私は、幸せですよね。
お湯を入れてくれる
母の優しさのみが
際立ちますよね。