ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

昭和30年代始めの頃 さくら荘 その1

昭和30年代始めの頃 さくら荘 その1

桜が今私の住んでいる所では、
満開を少し過ぎたくらいでしょうか。
花吹雪でみちがピンク色になっていて
とても絶景です。

昭和30年代私が住んでいるところの近所には、
殆ど桜の木がありませんでした。
たぶん私の記憶が正しければそうだと思います。

我が家の畑がある
川向に行くと
阪急電車
線路沿いの土手に
桜がびっしりと植えられており
春になると
桜が満開になっていました。
やっぱり川向こうの
お金持ちの「住宅」は、
こんな事まで違うのかと思いました。

34年頃でしょうか。
線路沿いの桜がよく見える土地に
「さくら荘」という名のアパートが建ったのです。



この写真の左手奥です。

誰もが桜の時期になると
その名の妥当性を感じる場所です。

今までアパートなど無かった
私の近所に
青天の霹靂です。
今なら駅から5分のこの地に
アパートがあるのは、
常識でしょうが。
農村の一角でお金持ちが住む新興住宅地に
「アパート」という
物が建つとは、
驚きでした。
といっても
小学校2年生の私には何のことだか
さっぱりわかりませんでしたが
母や兄には、
衝撃だったのです。

いわゆる歌謡曲神田川」の歌のアパートとは、
少し違うように思いますが、

皆様アパートに住んだことありますか。