ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

昭和30年代初めの頃 田んぼの畦 その2

昭和30年代初めの頃 田んぼの畦 その2

田んぼの畦はさて誰の物でしょうか。
クイズにするほどのこともないと思いますが
どう思われますか。
地域によって違うとも思いますが、
その理由が合理的なため
たぶん全国同じかなと思います。

田んぼの畦は、
上の人の持ち物です。
なぜなら、
前回お話ししたように
塗りつけるので
畦は、上の方の田んぼの方に
移動する傾向があります。
そのため上の田んぼの持ち物となるのです。

皆様方の中には、
田んぼの畦が誰の持ち物であろうと
たいしたことでないと思われるでしょうが
「土一升 金一升」時代では、
これは大変なことなのです。
お米はたくさん作りたい
でもやっぱり他の物も作りたいと考える
父母兄は、
畦が絶好の場所なのです。
普通畦には、
大豆のような物を作るのです。
長い畦ですから
これが結構収穫できるのです。

本当に大変な
時代でしたね。
ありがとうございました。