ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

昭和30年代始めの頃 さくら荘 その19

昭和30年代始めの頃 さくら荘 その19

少しわびしさが漂う
県営住宅のそばを通って
桜並木を歩いていくと
さくら荘が見えてきます。

さくら荘の周りには、
何も建っていません。

さくら荘の南は、
少し低くなった畑
西側は堤防です。
北側が
桜並木でその向こうが
阪急電車です。
東側は空き地です。
空き地は草が生えています。

赤い瓦で
壁は、モルタル塗りです。
色は灰色です。
窓と窓枠が
水色のペンキが塗ってあるので
それが目立ちます。

さくら荘の入り口に着くと
引き戸を引いて
開けて中に入ります。
コンクリートの土間の上に
すのこがあり
そこで靴を脱いで
靴箱のスリッパに履き替え
履いていた革靴を持って
2階の自分の部屋に上がります。
北側の2室目です。

窓を開けると
桜が満開です。
お風呂へ行くために
タオルと石鹸を持って
出かけます。
その前に
奥のトイレに行きます。
少し臭いが鼻につきますが
まだ寒い時期ですので
それほどでもありません。

下に降りて下駄でお風呂屋さんに行きます。
また引き戸を開けて
それからさくら荘の北側にある
阪急電車の土手の
ガードをくぐり
右側に行きます。

お風呂屋さんに行ったことありますか。
いいですよね。
あの大きなお風呂
気持ちいいです。