クロスの全面貼り フルスペックバージョン
天井が高く見えます。
普通天井と壁との間には
天井回り縁なるものが回っています。
これは天井と壁の仕上げ材が異なることが多く
その見切りを兼ねている場合が多いのです。
しかし壁も天井もクロス貼りにすれば
見切り縁は必要ありません。
天井と床の境い目がないと
”天井と床は融合して天井が高く見えます。”
壁に貼ったものやお部屋の家具が冴えます。
人間の目は異質なものに向くことになります。
全面クロス貼りの場合は単調な背景の連続です。
そんな壁面に例えばポスターを貼り付けると
一気に異質な物が付加されます。
貼り付けたポスターは目掛りになります。
”その人はポスターを見ずに入られない。”
床が広く見えます。
例えば壁と天井が白いクロス
そして床が肌色のフローリングとします。
白い壁はとけて見えなくなり
床の肌色だけが誇張されます。
床が広く見えます。
照明が生きます。
映画館のスクリーンは白です。
壁や天井が白なら部屋全面がスクリーンです。
スポット照明や間接照明をしたとき
一番その真価が現れます。
”照明に力を入れるなら壁は一面スクリーンに”