ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「和巳の恋」第12話

地下のスタバで
試験のことを何やかやと
話しました。

和巳:
「情報処理技術者の試験て
専門のように見えて
概略的だよね。
少し道を外れたような
問題があると思うの。
この問題なんか
そうじゃない」

(和巳は
鞄から問題を出して
優に見せます。)

優:
「そうだよね
この問題なんか
何故ITと関係あるのか
わからないよね。」

(その問題のは
四角の碁盤の目があって
中程の碁盤目の交点の一つを通らず
左下の始点から右上の終点までの
近道は
いくつあるかという問題です。
択一式なので
選ぶ数字が下に並んでいます。
詳しくは著作権の問題がありますので
書けません。)

和巳:
「この問題は
どんな風に解いたの
私は
わからないから
一つずつ
経路をたどって行きました。
そうすると
択一の答えの内
二番目に多いものを
超えたので
一番多い答えにしたわ

優さんは
どんな風に解いたの」

優:
「それは良い方法ですね
択一式の問題だから
それらしいのを選んだらいいのだから
僕もそれで今度やってみよう。

僕はね
どんな方法かというと
それは
組み合わせの問題だから
始点から初めて
二つの経路があるでしょう。
上に行ったのは
二つに分かれて、、、
と順番にしていくのよ、、、、

、、、、(長々と続く)
と言うことで
一番大きな選択肢が
正解となるんだ」

(和巳は
ふんふんと聞きながら
途中から
全くわかりませんでした。
でも
わかっているような顔をして
優には
悟られないようにしていました。)

和巳:
「優さんって賢いのね。
私なんか
原始的な方法だよね。
そんなやり方
どこで覚えたの
やっぱり大学」

優:
「大学では
こんな事教えてくれないよ
たぶん高校の時の
知識か
中学生の時の知識の
応用だと思うよ。

この問題は
そういう問題だと思うんだ。」

スタバでの話はまだまだ続きます。