ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

太郎物語 第1話

この物語は
波瀾万丈でありません。
特に筋書きもなく
意味もありません。
もちろんギャグもありません。

「じゃ読む価値がない」とおっしゃるでしょう。
そうかもしれないですね。

この物語の主人公は
どこかの首相によく似た名前の
阿蘇太郎です。

その名の通り
熊本の出身です。
阿蘇山が見える
街の雑貨店の
長男として生まれました。
昭和53年生まれです。

両親のおかげで
高校まで何不自由無く大きくなりました。

さて大学に進学するか
家業を継ぐか地元で就職するか
悩みました。

親は
その頃には
家業の雑貨店が赤字になっていたので
親は
「大学に進学して
学歴をつけて
がんばるのがいい」と勧めました。

その忠告に従って
太郎は
大阪の
大阪工業大学に
進学しました。
建築学科でした。
別に建築が好きとか言うのではありませんでしたが
手に職をつけるのが良いというのと
太郎の勉学の力が
その学科だったという偶然でした。

18歳の春に
大阪の大学の
近くの安アパートに
住み始めました。
親の経済状態は分かっていましたから
慎ましやかな生活で
自炊をしていました。
まじめな太郎ですから
学業優秀で
課題をこなしていました。
そのため時間が無くて
アルバイトもできませんでした。

そんな太郎が
人生最大の変換点となる
就職がやってきました。
就職超氷河期と言われいましたが
太郎は自信がありました。
「こんなに勉強したのだから」
と思っていたのです。

しかし
太郎はうまく就職できなかったのです。
第三者的な目で見れば
まじめすぎたのかもしれないし
自信過剰だったのかもしれないし
勉強ばかりして
仕事をしていなかったため
うまく面接ができなかったのかもしれなかった。

それ以上に
時代が超就職氷河期だったためです。

太郎はアルバイトや
制度として出来たばかりの
派遣社員として
働き始めました。