ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ロフトで勉強しましょ 8話

翌日会社にいつもより
早く行ってしまいました。
守衛室で鍵をもらって
経理課の部屋の鍵を開け
いつものように掃除をはじめました。

灰皿を掃除して
ゴミ箱のゴミを
捨てに行こうとすると
敬子がいつものように出社してきました。

「十詩子早いんじゃない。
それになんか嬉しそうだね。
そうだよね。
嬉しいはずだよね」と言われてしまいました。

十詩子は少し赤くなって
早足で
少し離れた
焼却場まで
行きました。

帰ってくると
敬子はお茶を入れていました。

「敬子さんちょっとお茶早いんじゃないんですか」
と十詩子が尋ねると、
「これは私たちの分よ
聞かせてよ
今度のデートは
どんな風にするの
本当に図書館に行くの?
そんな所じゃ
話も出来ないんじゃないの」
と答えました。

ふたりは
湯沸かし室の端に置いてある
古びた椅子に座って
話し始めました。

十詩子:
図書館に決まってるじゃないの
それ以外にどこに行くというの


敬子:
そーなの
何かつまんないの
でも食事何かするんでしょ
ふたりで
何食べるつもりなの
図書館なら
どこの食堂かな

十詩子:
そうね
朝会うのだから
昼ご飯は食べるのかな
わからないなー
こんな時はどうすればいいの
敬子さん教えて

敬子:
そうね
やっぱりこざっぱりした所が良いよね
中央商店街は少しね
やっぱり尼センデパートかな

十詩子:
ちょっとお高くない

敬子:
何言っているの
おごってもらうのよ
女性はいつもおごってもらわないと
いけないのよ
割り勘をする男なんかに
惚れたらダメよ

十詩子:
えー
そうなの
もし彼がそうだったら
どうしよう
やっぱり安い方が
良いよね
その危険性がなくて

敬子:
何言っているの
そんな事じゃダメじゃない

と言っていた所
部屋の方に
課長が来たような音がしたので
話は終わって
すぐに
お茶を入れて
持って行きました。

課長は席につくなり
熱いお茶が出てきたので
「おー
ありがとう。
十詩子さん
今日は何か良いこと合ったの
今日は綺麗だよ」
と言われてしまいました。