ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

クリスマス特別企画「クリスマスはロフトで」 ロフトで勉強しましょ 番外編

もうすぐクリスマスですよね。
クリスマスになると何となく
ロマンチックになりませんか。
今年のクリスマスは
ブログ小説を書いてみました。
拙作ですが
読んでいただけたら、、、、、



ふとしたことで出会った
十詞子と悟は
十詞子の積極的な
作戦で付き合うことになります。

「山高ければ谷深し」
の言葉通り
お互いの思いが深ければ深いほど
お互いを思いやる思いも高いのです。

相手のことを気遣うあまり
分かれてしまいます。
しかし分かれても
思い合う心は
より深いのものに
なって行きます。

出会ってから
17年
分かれてから11年後の
クリスマスのイブイブの夜も
十詞子は
仕事に追われ
プレゼンの資料を作るために
部下と共に
残業しました。

やっと仕事が終わって
部下と簡単な食事をした後
帰宅した十詞子は
お風呂も入らず
歯を磨いて
化粧を落とした後
ベッドに入ります。
入る前に
いつものように
15年前の十詞子と悟の
写真を見て
「おやすみ」と言って
寝入りに入りました。

疲れのために
すぐに寝入った
十詞子は
夢を見ます。

「起きて
起きて
早くいそぎゃなきゃ
遅れてしまうよ」
と言う声で
起こされてしまいます。

ふと目が覚めると
周りは明るく
赤いカーテンが
見えました。

前には
女性が
白い服装で
背中に羽のようなものをつけて
手には
星が先についている
きらきら輝く
棒を持って立っていました。

十詞子:
敬子
敬子じゃないの
どうしたの
その格好は
朝早くに
どこから入ったの

(女性は妖精で敬子にソックリだったのです。)

妖精:
私は敬子じゃないの

十詞子:
何 言ってんの
あなたは敬子でしょう

妖精:
私は
天使 妖精よ

十詞子:
陽性?
何に陽性なの
ツベルクリンでも陽性になったの

妖精:
その陽性じゃなくて
妖精よ
妖怪の妖に
精神の精よ

十詞子:
えー
敬子は
妖怪だったの

妖精:
妖怪じゃないの
それに敬子じゃないし
私は天使なの

十詞子:
敬子は
天津甘栗なの

妖精:
わざと言っているでしょう
そんなに意地悪言うのなら
もう悟に合わせてあげないから

(十詞子は
がばっと飛び起き敬子に似た
妖精に詰め寄りながら)

2

十詞子:
それをもっと早く言ってよ
悟に会わせてくれるの
もう17年も会っていないけど
悟に会わせて!!

妖精:おち着いてよ

十詞子:
落ち着いてなんかいられないわ
どんな風に会わせてくれるの

妖精:
大丈夫
神様がね
十詞子は一途だから
悟に合わせてあげなさいと
言って
私に会わせる様に言ったの
私は
魔法が使えるから
会わせてあげるわ
今日はクリスマスイブだし

十詞子:
えー
神様は私の心を
知っているの

妖精:
神様は何でもお見通し
十詞子の一途な
願いを
一夜だけでも
かなえてあげるように
私に指図したの

十詞子:
神様は分かっているんだ
でも一夜だけなの
それでもいいわ
早く会いたいの
どうすればいいの

妖精:
まずは身支度をして
ドレスアップするのよ

十詞子:
それって私がするの
魔法かなんかで
パーと一瞬にして
シンデレラのような
豪華な衣装にならないの

妖精:
経費の関係でそれは今日はちょっと無理みたい

十詞子:
妖精の世界も大変なんだ

十詞子:
こんな服でいいかな

妖精:
地味ね
もうちょっと派手なのないの
悟と会うのよ
もうちょっと派手でないと

十詞子:
派手なの少ないのよね
昔の服でいいかしら

妖精:
昔のほうがいいのよ

そんなことを言いながら
ピンクのワンピースに
赤のカーディガンを選びました。
十詞子は派手でちょっと恥ずかしかったけど
妖精がこれが良いというので
着てみました。

(と言うわけで
十詞子は
顔を洗って
服を着替えて
簡単な朝食を用意します。)

3

十詞子:
妖精さんも
朝ごはん食べるの
食べるんでしょう

妖精:
食べていいの
うれしいわ
弁当頼んでいたのキャンセルしよう
ちょっと待ってね

(妖精は
杖を振って
携帯をだして
メールをしました。)

十詞子:
妖精の世界も
メールなんだね
便利だね

妖精:
今まではね
魔法の力でやっていたんだけど
受けるほうも
大変なんで
メールにするように神様が指図したの
妖精の世界も
情報化は進んでいるみたい

(十詞子は
口をぽかんと開けて
驚きました。
そして
ハムエッグと
野菜ジュースを作り始めました)

十詞子:
妖精さん
パンにする
ご飯にする?
どちらも冷凍だけど

妖精:
ご飯がいいわ
やっぱり日本人はご飯でなくっちゃ

十詞子:
妖精さんは
日本人なの

妖精:
日本生まれの
日本育ちだよ
妖精の日本支部に勤めているの

(ご飯を解凍して
机になれべて
二人は食べ始めました)

十詞子:
妖精さんも
大変なのね
後ろの羽が
邪魔みたいよ

妖精:
それを言わないで
制服なんだから仕方が無いの
汚さないようにしないと
クリーニング代が
要っちゃうわ

(そう言って
大き目のナプキンを
杖を振ってだして
首元から
ひざの上まで覆いました。
ふたりは頂きますと言って
食べ始めました)

妖精:
暖かい朝食いいわ
弁当はいつもつめたいのよね。

十詞子:
冷たい弁当を
パーと
魔法で暖めないの?

妖精:
出来るけどね
それって
エネルギーが要るのよ
暖めるのは
まともに要るの
神様は今度研究プロジェクトで
ヒートポンプ方式を
検討しているみたいよ
省エネは大変みたい
でも十詞子って
料理上手ね

十詞子:
ありがとう
妖精に褒められるって
なんか嬉しいよね
今日会うのよね
会社に休む連絡をしないといけないわ

妖精:
それはしなくてもいいのよ
明日目覚めると
それは今日だから
会社に行けばいいの
そのくらいの
魔法は私にも使えるから

十詞子:
そうなの
魔法って便利ね
でも私美容院に行って
きれくしなくっちゃ
髪の毛に白いものも
でてきているので
ヘアダイも、、、
時間あるかな

妖精:
それは必要ないわ
毛染めは必要ないわ

十詞子:
なぜ久しぶりに会うのよ
でも
大丈夫かな
今会って
大丈夫かな
悟さん生活を
乱さないかな

妖精:
それも大丈夫よ

十詞子:
なぜ大丈夫なの

妖精:
あなたが会うのは
悟が19歳の時よ
まだあなたとも会っていない
時なの
大丈夫だからね

十詞子:
えっ
そうなの
悟さん18歳なの
じゃこんなおばさんでは
会えないわ

妖精:
大丈夫なのよ
あなたも
17歳に戻って
会うのだから
正確には
再会ではなくて
初めて会うのよ

十詞子:
えっ
えっ
そうなの
私が
高校生で
悟が
大学一年生の時に
会うのね
じゃまだ
会ったことが無い時に会うのよね
最初どうしてするのよ
前みたいに
目薬の手でも使うの

妖精:
それは任しといて
じゃ早く新幹線に乗って
大阪に行かなきゃ
新幹線代十詞子出しておいてね

十詞子:
妖精さんは
節約家なんですね

妖精:
予算が無いから
大変なの
経費を抑えると
多くの人に
幸せを運べるから
持っている人には
だして貰っています。

十詞子:
それはいいわ
じゃ早く行きましょう。
ところでそんな格好で
新幹線に乗るの
みんなに変だよ

妖精:
大丈夫なのよ
私は他の人には見えなくなることも出来るの
でも今回は
ちょっと変身して
見ようかな

そういいながら
星の付いたステッキを振って
普通のOLに変身しました。

妖精:
可愛いでしょう

十詞子:
あー 敬子さん ソックリね

そんな話をして
独身寮を出発して
新宿から中央線東京駅
新幹線に飛び乗って
新大阪に向かいました。

4


新幹線の中で
十詞子は
妖精に
どのようにして
悟とのきっかけを作るかを
相談しました。

十詞子:
ところで妖精さん
初対面の悟さんと
どんな風に会うのよ
教えて
うまく出来るかしら、、、
目薬の時も
死にそうだったのよ
二度とあんなこと出来ないわ

妖精:
それは大丈夫だわ
私は妖精よ
魔法でちょいちょいとすればいいのよ

十詞子:
どうするの

妖精:
悟の持っている本を私が魔法で落とすから
十詞子はその本につまずいてこけるの
すこし怪我をするほうが
いいかもしれないね

十詞子:
痛そうね
でも思いっきりやって
でも救急車が来ないくらいでお願い
痛いのは我慢するわ
悟ると会えるのなら
命だって惜しくは無いわ

妖精:
分かっているけど
死んだら会えないよ

十詞子:
ところで
妖精って
天使ではないよね
妖精って
湖の妖精とか
山の妖精とか言うでしょう
あなたは何の妖精なの

妖精:
気がついたの
私は十詞子が前住んでいた部屋の床板に使っている
木の妖精なの
木がなくなってしまって
住むところがなくなったから
神様のお世話になっているの
天使は神様そのもので
数を増やすことは大変なんですって
人口が増えて救う人が増えたものだから
私アルバイトでしているのよ

こんな話をしながら
新幹線は京都間近になりました。

十詞子はふたり分の弁当を買って
妖精と一緒に食べました。

新大阪から
尼崎駅に到着しました。

妖精:
まだだいぶ早いみたいね
神様のタイムテーブルによれば
まだ二時間くらいあるみたい。
喫茶店で待ちましょうか。

その前に
あなたを
高校生にしなくっちゃね

そう言いながら
みんなが見ていないところで
星の付いた杖を振って
十詞子を高校生にしてみました。
服はそのままです。
高校生の時は
今よりちょっとだけ
体型が違って
おなかの部分がゆるくなってしまいました。
鏡を出して
自分の顔を科が見てみて

十詞子:
わー
高校生の私だ
肌に張りがあるよね

十詞子は驚きながら
悟と会えるのを楽しみに
喫茶店で待ちました。


まだかまだかと
妖精に聞きながら
2時間は過ぎていきました。

5

午後4時ごろになって
妖精は
「さあ行きましょう。
私は見えなくなるようにするから
私の姿と
声が聞こえるには
あなただけよ。
それと
喫茶店の
コーヒーと
ケーキ代払っておいてね」というと
立ち上がりました。

十詞子は
お金を払って
外に出ました。

妖精:
ちょっと待ってよ
まだ見たいね

十詞子:
どうするの

妖精:
私が歩く後ろを付いてきてね
まだよ。
ちょっと小走りが良いかな

少したってから


妖精:
さあ行きましょう。

十詞子は
小走りに走る
妖精の後ろと
付いていきました。
突然右のほうから
黒いジャンパーを着た男性が
前を横切ろうとしました。
十詞子は歩く早さをゆっくりとした瞬間
足に何かが当たり
もんどりうって
頭から
路上にこけ始めました。

十詞子は
「あっ!」と叫びならが
こけていきました。
顔が
路上に激突しようと瞬間
妖精が
頭の下に
十詞子のカバンを敷いてくれて
顔だけは助かりました。

「痛い!」と大声で言いました。
右足のひざから
血が吹き出て
左足も血がにじんでいました。

黒いジャンパーの男性が
手に持っていた本を落としたために
それに足をとられて
十詞子はこけたのです。

もちろん
本を落としたのは
妖精の魔法のせいなので
男性には罪はありません。

しかしその男性は
すぐさま
十詞子を
助けに来ました。
手際よく
ハンカチを出して
十詞子の足の血を止めようとしました。

十詞子は
あまりの痛さに
目を閉じていましたが
薄目で見てみると
その男性は
悟だったのです。

悟:
ごめんなさい
私のせいで
こんな大怪我を
大丈夫ですか
救急車呼びましょうか

十詞子:
大丈夫
大丈夫よ
大丈夫だと思うわ

悟:
本当にごめんなさい。

妖精:
こんなところで話していても
何でしょう
『ちょっと休めたら大丈夫だから』
と言うのよ

十詞子:
ちょっと休めたら大丈夫だから

悟:
そうだよね
立てるかな
あそこの喫茶店に行こうか

十詞子:
大丈夫立てるみたい

妖精:
ちょっとよろけるのよ

(そう言われた十詞子は
少しよりよりけました。
悟は
手を差し伸べて
助けました)

悟:
ごめんね大丈夫ではないみたいじゃない
本当にごめんね

十詞子:
良いの

そういいながら
喫茶店に着きました。

喫茶店の店員は
十詞子がまた戻ってきたので
不審に思いながら
水を出しました。

窓側の席に座わりました。
妖精も
十詞子の隣に座りました。
ふたりは黙っていました。

5

妖精:
何か話すのよ
名前でも名乗ったら

十詞子:
私十詞子っていうの

悟:
僕は悟
本当にごめんね
僕が本を落としたから

十詞子:
そのことはもう良いです。

悟:
でも痛そうだよ
もう血が止まったかな

十詞子;
だいぶ止まっているみたい

妖精:
どこの学校なのと聞くのよ

十詞子:
どちらの学校に行っておられるの

悟:
東大阪のほうの大学
十詞子さんはどこの学校

十詞子:
私は東、、

妖精:
何言ってんの
豊岡の学校でしょう

十詞子:
豊岡です。
豊岡の高校です。

悟:
豊岡の高校?
今日は旅行かなんかで

妖精:
会社訪問というのよ

十詞子:
会社訪問で
会社に新しく勤めるので
その下見できました。

悟;
こちらに勤めるの
豊岡からだと遠いでしょう。

十詞子:
約3時間くらいかな

悟:
じゃ早く帰らないといけないんじゃないの

十詞子:
えー 

妖精:
今夜は
ここに泊まる予定なの
と言いなさい

十詞子;
今夜はここで泊まる予定なの
明日も学校を休むように言ってあるの

悟:
そうなの
それはよかったです。

妖精:
来年からこちらだから
こちらのことを聞かせてほしいと言うのよ

十詞子:
来年はこちらのほうに
就職するので
こちらの事を
聞かせて欲しいです。

悟:
それは良いけど
その足は大丈夫なの

十詞子:
大丈夫よ

ふたりはこんな話をしながら
妙に盛り上がりました。

喫茶店に
2時間もいて
もう日も暮れてしまいました。

今日はクリスマスイブ
外を見ると
クリスマスのイルミネーションが
輝いていました。

6

二時間ぐらい時間がたったでしょうか。
ふたりは
もう友達になっていました。

悟:
もうこんな時間になってしまったね
足の血は止まったかな。
痛いでしょう。
ごめんなさい。

十詞子:
止まったみたいよ
もう痛くないし

悟:
歩けるかな
ホテルはどこなの
送ります。

十詞子は
ちょっと困って
妖精のほうを見ると

妖精:
少し遠いところ
大阪なの
と言うのよ

十詞子:
少し遠いところ
大阪なの

そう言った時に
妖精は
例の杖を少しだけ振り回しました。

悟:
あっ
僕のうちに泊まれば
すぐ近くだし
大丈夫だよ
大丈夫
うちには母親がいるから
大丈夫だよ
傷の手当も出来るし

十詞子:
えー
突然行って
お邪魔じゃない
お母さんに悪いわ

悟:
僕が原因で
そうなったんだから
悪いのは僕のほうだから
来てほしいの

十詞子は妖精のほうを見ると
妖精は目くばせをしました。

十詞子;
お言葉に甘えて
お願いしてもいいかしら
今から大阪に行くのも
大変だから

そう行って
ふたりは立って
喫茶店を後にしました。

十詞子は
少し足を引きずりながら
悟に助けられながら
付いて行きました。

当時の
尼崎駅の北側は
駅から北側に道路があって
道路の西側がビール会社
東側が商店街です。
その商店街の裏側に
囲まれるように
大きな庭のある
悟の家があります。

悟の家は
母親と
妹の3人家族です。

悟が家に着くいて
「ただいま」と言うと
母親が「おかえり」と言いながら
出てきました。

悟は
駅で
十詞子に怪我をさせたことを言って
一晩
家に泊めるということでした。

悟の母親は
怪我をさせたと言うことで
恐縮しながら
泊まると言うので
驚きました。

ちょうどクリスマスと言うことで
少し豪華目の夕食でした。

母親は
3人分のおかずを
急ぎ四人分に分けて
食卓に並べました。

十詞子は
「そうだ今日はクリスマス
最近はクリスマスといっても
ひとりで過ごしているけど
今年はすごいわ。
家族そろって過ごせるのよ
それも悟の家族と
これは奇跡だわ
あの時
押しかけ女房の手段を使ってたら
こんな風になったのよね」
と思いました。
そう思うとなんだか涙が出てきました。
でも泣いたら変だし
我慢して
笑顔を装っていました。

食卓に並んだのは
牡蠣のフライと
野菜の掻き揚げ
それにポテトサラダ
トマトでした。

十詞子は
牡蠣のフライだけが苦手で
36歳になるまで食べなかったのですが
この場で食べないと
雰囲気が悪くなってしまうと
考えて
作り笑いのまま
牡蠣を口に入れ
飲み込みました。

でもどうでしょう。
美味しいです。

思わず
「この牡蠣フライ
美味しいわ」と
言ってしまいました。

悟は
「牡蠣フライは
お母さんの得意料理なんだよ。
冬になったら
三日に一日は
牡蠣フライなんだから」
と笑って答えました。

和やかに食事が終わって
妹が
ケーキと
コーヒーを持ってきました。

丸いケーキで
お決まりのように
ローソクを立て
火をつけ
電気を消しました。

一瞬お部屋の
薄暗くなって
「アー
クリスマスってこんなに楽しいですね」
と
十詞子は言ってしまいました。

悟も
「今日は
今までのクリスマスの中で
一番楽しいよ。」
と言いました。

お母さんと
妹も口をそろえて
「本当に楽しいよ。」
と言いました。

ケーキを食べた後
みんなで
「7並べ」をしました。

10時なったので
順番にお風呂に入って
床に就きました。

いつもは
座敷に母親
次の間に悟
二階に妹が寝るのですが、
この日は
母親が心配して
十詞子を座敷に
次の間に
母親と妹が
二階に悟が寝ました。

妖精は
座敷の端で
寝ていました。

翌日十詞子は
味噌汁の香りで
目が覚めました。

十詞子は
服を着替えて
台所に行くと
悟の母親が
味噌汁を作っていました。

十詞子は
「おはようございます。
長く寝ていてごめんなさい」
と挨拶しました。

朝食は
味噌汁と
香の物
めざし でした。

4人で食べる
朝食は
本当に美味しかったので
思わず
お代わりしてしまいました。


その時
妖精が近づいてきて
「ごめんね
十詞子
もう24時間経ったから
これ終わりだわ
もう10分しかないわ」
早く外に出て
そうしないと
悟の目の前で
消えてなくなってしまうと
変でしょう。
なんとか言って
外に出て行くのよ」
と小声で言いました。

十詞子は、
あわてているのを
覚られないように
お礼を言って
別れの挨拶をして
玄関を出ました。

突然に
十詞子が出て行くので
悟と母親はびっくりして
外に出て見送りました。

十詞子は玄関をでて
角を曲がった瞬間
パーと消えてしまいました。

悟るには見えませんでした。
母親と
悟は
狐にでもつままれたような
何があったのかな
感じたまま
穏やかな朝日の中
立っていました。


そんな頃
十詞子は
新宿の
独身寮で
目が覚めたのです。

目が覚めた日は
24日の
朝でした。

十詞子は
目を覚まして
「何だったんだろう。
夢かな。」
と思いました。

でも
足が痛いので
見てみると
右ひざを怪我していて
そこに
ガーゼが貼ってありました。





クリスマス編終わります。


付録
妖精からのお願い。
妖精はね
いつもあなたの隣にいるよ
信じないあなたや
一途でないあなた
クレーマーの隣には居づらいのでいませんよ。
心をダイヤモンドのように清らかで堅くて光るものにしてください。
神様が見ていて
助けて上げるようにと
私たちにお命じになります。

私たちは
たくさんの人を助けて
上げたいから
私たちが現れたら
なるべく現金を出して
支援してね。

なお
私たちにはお金がないから
宝くじに当たりたいとか
大金持ちになりたいとかいう願いは
もちろん叶えることはできないからね。

そんなこと願わないでね

それから
あなたの身近な人に変身して
現れるからよろしくお願いします。