ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ロフトの奇跡 その7

莉子:
えー
私の家にも
そんな長い間
いるつもり
それって
単なる居候なの

妖精:
そんなことありませんよ
いる間は
掃除洗濯お料理
何でも手伝いますし
食費は
半分出しますから、、、

莉子:
分からないのよね
妖精って

妖精:
じゃ晩御飯作ってみます。
何がいいですか
冷蔵庫の中身は、、、と
あまりいいものがないですね。
今日は寒いから
シチューでもしましょうか。

莉子:
あっ
勝手に冷蔵庫開けて
、、、
本当に作ってくれるんですか。

妖精:
任しなさい
料理得意だから
たぶん莉子さんよりは
上手ですよ
だって人間の料理を作って
250年くらい経つもの

莉子:
あなたは
何歳なんですか
私と同い年のように見えるけど


妖精:
私は
人間の歳の数え方では
453歳です。
でも妖精の数え方では
まだ3歳で
まだまだです。

莉子:
えっ
驚くことばかりで
分からないわ

そんな話しをしながらも
妖精の手は
動いて
シチューを作っていました。