ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ロフトの奇跡 その30

突然
現れた妖精に
莉子は
「星子
何?
今日は魔法を使って
そんなに急いで何か用事でもあるの」
と聞きました。

妖精:
あのね
陽一さんに会ったらどうだったの
今度来るときには
会えばいいでしょう

莉子:
それはできないは
こんな状態で会えば
きっと嫌われてしまうは
こういうのを
「100年の恋も冷める」というのよ

妖精:
そんなことないわ
陽一さんは分かっていらっしゃると思いますよ。

莉子:
でもそれは
頭で分かっていることでしょう
実際に会えば
無理じゃない

妖精:
それだったら
私が
お化粧してあげましょう。
より美しくしてあげるから

莉子:
そんなことできるの
今の私
自分でも鏡を見たくないくらいよ

妖精:
私を誰だと思っているの
妖精の星子よ

莉子:
そうだったわ
ごめんなさい
でもいつもお化粧しているわけにはいかないでしょう。

妖精:
だからくる時にするのよ

莉子:
くる時が分からないじゃないの

妖精:
だから私は妖精よ

莉子:
そうね
任しておくわ

そういいながら
莉子は疲れたのか
悪いのか
寝てしまいました。

妖精は
陽一に
会いにきてくれるよう
頼みに行くことにしました。

妖精:
陽一さん
ごめんなさい
莉子の友達の
星子です。
今日はお願いがあってきました。

陽一:
あー
分かっていますよ
どのようなご用事ですか。

妖精:
今日来てくださってありがとうございました。
お医者様の話では
病状は悪いらしいです。
生きようとする力があれば
それを乗り越えられるそうです。

莉子は
大変あなたのことが
気に入っているらしくて
今の生きがいは
陽一さんらしいです。

今度いらっしゃる時には
前もって連絡を
私のほうの頂ければ
お化粧して待っているそうです。

陽一:
私のようなものでも
よいなら行きますよ。
明日行きましょうか
夜間になりますが、、

妖精:
ありがとうございます。
莉子
喜びます。

約束をして
妖精は
莉子の病院に戻りました。

莉子は
苦しそうに
していました。
吐き気が止まらず
ゼーぜーしていましたが
明日陽一がくると聞くと
苦しい中起き上がりって
明日のことを
妖精に頼みました。