ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ロフトの奇跡 その36 最終回

それから
莉子は会社に復帰して
仕事と
陽一とのデートに忙しくなりました。

春になると
陽一の家から
莉子の
実家に
結納金が届き
婚約になりました。

結婚の日取りも決まって
莉子は
嬉しくてなりません。

そんなある日
妖精は
莉子に
話しました。

妖精;
もう私の
仕事は
今日までになってしまいました。
上司からの
命令で
妖精界に
帰らなければなりません。

莉子:
えっ
星子さん
お別れなんですか

あなたのおかげで
癌からも治って
その上
結婚までできて
なんとお礼を言ったらいいか
本当にありがとう

でも星子さんがいなくなると
寂しくなるわ
もっといてもらえる方法はないかしら

今日は私が
お料理を作ってみるわ

妖精:
ありがとう
短い間だったけど
楽しかったわ
妖精界に戻っても
莉子のことは忘れないわ

莉子は
妖精から教えてもらった
お料理を
作って
食べました。

そして真夜中の
12時が近づきました。

「これでお別れ」と妖精がいうと
妖精の姿は
徐々に消えて
ロフトの開けた天窓から
外のほうに
光の帯のようになって
空に向かって
行ってしまいました。

それは流れ星のようでした。

莉子は
「星子
さよなら
ありがとう」と
言いました。

それっきり
莉子は
妖精と会うことはありませんでした。

莉子は
妖精に習ったように
日々の生活を
陽一と過ごしました。
子供もできて
とても幸せでした。

あるとき
子供と
田舎に行ったときに
「流れ星」と
叫びました。

莉子は
「星子さん
また仕事しているかしら
あなたのおかげで
今は幸せです。
、、、、」と
心の中でつぶやきました。


一応
「ロフトの奇跡」
終わります。

あなたの周りにも
妖精が来ていませんか。
何かあなたの周りで
奇跡が起きたら
それは
妖精のおかげだと
思ってください。