私は 有機物/水再生装置を組み立てた後 作動するか 確認後 第2機械室を出ました。 居住区に着くと サリナさんは ルームランナーで 発電していました。 発電量のインジケーターの目盛りが 相当やっているように 示していました。 アスカル: サリナさん 今日はがんばって 発電して下さっているんですね。 サリナ: だって アスカルが今日は 他の仕事で 発電していないから 代わりに僕が やっているんです。 アスカル: へー ありがとう ところで サリナさん ガム噛んでいますよね サリナ: ガムは噛んでいません。 アスカル: そんな事はないでしょう 機械の中に ガムが挟み込んでいましたよ これがそのガムです。 サリナ: あー 風船ガムね それなら 僕に間違いないよ 有機物で 食品だから 投入口に入れたんだ 違うの アスカル: 有機物/水再生装置は ガムを想定して 作っていません。 だから ガムがつっかえてしまったんです。 サリナ: ガムじゃないよ 風船ガムだよ アスカル: どちらも同じです。 お願いですから 今度から ガムは そちらに捨てないようにお願いします。 サリナ: ではどちらに アスカル: 地球の管制センターに聞かないとわからないけど たぶん宇宙ゴミの方 サリナ: えっ そんな事 地球の管制センターに聞かないで 私が トラブルメーカーみたいじゃないですか 私は まじめな SCなんですから アスカル: そうなんですか ではそう言うことにして もう一つお願いがあるんです。