こんな勉強と製図の毎日も 4年間が過ぎて 終わりになります。 私はその時26歳 私にとって偉大な指導者 私の母は 私に結婚を勧めます。 私は 3回お見合いをして 3回目の今の女房殿と 結婚することになります。 大学4年の時 私は 大学院への進学を 指導教官に勧められたのですが 結婚することもあって 断念して就職をすることになります。 就職先も 試験の強運を使って 神戸市役所に合格します。 就職試験は 一般的な建築常識の知識と 製図でした。 建築常識のテストは 私には 拍子抜けくらいに容易いもので こんなレベルで どうして 選別するのかと 怪しんだくらいです。 製図も 2級建築士試験よりも 簡単なもので 私は 当時流行していた デザインで 書いてみました。 そんなこんなで 私は 20年間の 学業を 卒業したのです。 「仰げば尊し」の2番 最後の歌詞 「、、、 身を立て 名を上げ 八代励めよ 、、、、、」 と 母に教えて頂いているのに 中途半端な学業しかできず また現在に至るも 大成しない私を 悔いるひとつの 区切りでした。