ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

アスカル帰還せよ その45

帰還ユニットの窓から見える
宇宙船は
徐々に
発光していきました。

そして
数十秒後
宇宙船が
バラバラになって
パーと広がっていました。

もう少し
遅れたら
私もサリナさんも
あの炎の中に入っていたかもしれませんでした。


地球から
無線で
大丈夫か言ってきました。

私は
「大丈夫」
とはっきりと答えました。


空の色が
暗黒から
徐々に
暗い青から
明るい青に
そして
もっと明るくなっていきました。

その時パラシュートが
開き
衝撃を受けましたが
徐々に落下速度が
ゆっくりになってきました。


そして
雲を過ぎて
揺れる帰還ユニットから見えてきました。

もうすぐ
着地になるので
私とサリナさんは
防護姿勢を
取りました。

着地の瞬間は、
それほど大きな
衝撃を受けませんでした。

私は
無線で
着地を告げました。

狭い帰還ユニットから
外に出ればいいのですが
マニュアルに
火星の生物を
持って帰ってきた
恐れがあるかもしれないので
ハッチは開けてはならないことになっていました。

40分くらい経った後
外の準備が整ったので
ハッチを開けました。