ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ロフトの妖精 その5

星子:
前にも言ったように
私は
流れ星の妖精で
星子と言います。

神様からのお指図で
あなたに協力するように言われたのです。

剛さんが
急な階段でも
安全に簡単に上り下りできる物を
開発することを
手伝うようにと言われたのです。

剛:
失礼ですが
妖精とか神様とか
えらく超自然的なのに
安全な階段とは
現実的な問題なんですね。
全知全能の神様なら
安全な階段ぐらい
朝飯前ではないんですか。

あなたは
本当に妖精なんですか。
私の目の前に
ぱっと現れたときには
一瞬
そうかなと思いましたが
何かトリックを
使っているんじゃありませんか。


星子:
剛さんがそう思うのは
無理はないと思いますが
それに間違いないんです。

神様が
安全な階段を
作るように
指図された意図は
私にはわかりませんが
そうなんです。
指図されたことを
実行しないと
私が懲罰を受けるんです。
信じてください。

剛:
信じてくださいと言われても
何か信じられない。
あなたのような
若くて美しい方が
どうして
わからないです。
もしかして
これはドッキリカメラですか。
どこかにカメラがあるとか

星子:
カメラなんかありません。
私が妖精であることを
証明しましょう。
一番これが皆様信じるみたいなので
剛さんと一緒に空を飛んでみましょうね。

そういうと
星子は
星が先についた
小さな棒をパッと出して
それを
振りました。
そうすると
星子と剛は宙に浮かび上がりました。

星子:
これでどうですか

剛:
これでどうですかと
言われても
浮かんでいますね
これはトリックではないですよね
でも 宙に浮くって
面白いですね。

階段に落ちそうになると
これで宙に浮いたら
安全じゃないんですか
うー
宙に浮いた感じ
いいですよね
これで寝たら気持ちがいいですよね。

星子:
楽しんでもらえて
ありがとうございます。
下ろしていいでしょうか。
魔法を長く使うと
経費がいりますので

剛:
残念です。
もっと飛んでいたかった
あなたが
超自然的な力を
持っていることは
わかりましたが
そんな力を持っていたら
私に協力しなくても
あなた自身で
パーと
解決してみたらどうですか
私のような凡人に
頼まなくても

星子:
神様は
自然のことは万物の法則に委ね
人間のことは人間に委ねなさいと
いつも言っておられます。

きっと
安全な階段は
人間が考えるべきものと
思っていらっしゃるんじゃないですか。

剛:
そうなんですか
ところで
あなたは
どんな風に
私に協力してくれるんですか。