夢を聞かれて 素直に 佳代子は 漫画家になる夢を 語れませんでした。 この大学では 叶えられないのに そんな事をいっても 仕方がないと 考えたからです。 そこで 佳代子は 佳代子: 夢は 今のところありません。 と答えてしまいました。 直人: それなら 佳代子さん オリンピックに出る事を 夢にすれば 夢は 大きい方が良いし きっと君の実力なら かなうと思うよ 僕も 協力しましょう 僕も夢がないから 僕の夢は 君をオリンピック選手になる事を 応援する事にしましょう。 佳代子: そんな そんなの困るわ 直人: 皆さんいっていたじゃありませんか 明日に夢を持たないものの 人生は きっとそれだけで挫折するって 佳代子: そんなの聞いた事ないわ 誰が言ったの 直人: 言ったのは 僕でーす。 ふたりは 笑っていましたが 佳代子の 考えとは裏腹に クラブの中だけに限らず 大学中 佳代子の夢は 「オリンピック選手になる事」 になってしまいました。