一日は雨戸を開けずに 寝正月を決め込む 唯一の日です。 お布団の中で 一日中すごします。 子供の姉や弟には そんな事 日曜日には できない事もないのですが 大人には 病気でもない限り できないことです。 何もせずに ラジオを聞いたり していました。 弟には 退屈な時間でしたが 父親が横にいるので ほたいたら(暴れる事)どんなに叱られるか わからないので じっと我慢でした。 雨戸を開けない理由も しっかりあって 寝正月だからではなく 「福が逃げない」ために行っていると 母親は言っていました。 弟は 純粋に その時はそう思っていましたが 後では 正月に福がくるという話は そんな事聞いた事がないことに 気が付いたのです。 昼も夜も同じようなおせち料理を 食べて その日は 終わります。