剛は その日に限って 残業をしていたのです。 6時頃に 遅くなると 電話がかかってきて 9時頃 剛は帰ってきました。 遅いのに 何か うれしそうに 帰ってきました。 星子も 謎が解けたので 笑顔で迎えました。 星子: お帰りなさい 剛: ただいま 久しぶりに 残業だったんだ。 星子: ご苦労様 あのね、、、 あれ 私考えたんだけど 剛: 星子さん 考えてくれててたの ありがとう ぼくも 考えたんだ 星子: 剛さん 考えたの どんなの 私のはね 圧力を掛けるのよ 剛: 圧力を掛ける? 星子: 圧力を掛けてから 混ぜるの 剛: そうか 圧力を掛けてから 混ぜて それから 元へ 戻す 星子: そうすると 泡が 大きくなって 剛: 量が大きくなる 星子: そうなの 剛さん 分かっているの 剛: 会社で 圧力容器を使って 実験をしているんだ。 実験をしていて 何となく考えていたんだけど 星子さんみたいに はっきりは分からなかったんだけど 星子さんは すごいね やっぱり妖精だね 星子: いやだー 私は妖精じゃないです。 剛: すみません。 そうだったよね 今は私の妻だよね