剛と星子は 泡を立てて それをもっと大きくして かさを増やすという そんな ことを 話していました。 剛: でも 原理は分かったけど どういう風にするのだろう。 星子: そうよね そんな高い圧力の中に 入れないし 剛: それはそうだ 星子: 大きな箱を作って その中に 泡立て器を入れて 混ぜたらどうかな 剛: 大きな箱って どんな風に作るのかな 星子: 私に聞かれても 剛: 木で作ってみるとか 星子: それは良いかもしれませんね。 泡立て器は 家にもある この機械を入れるのでしょう 剛: よし 明日は休みだから 作ってみよう 星子: 剛さんは さすが すばやい早い行動ね 私も手伝うわ 剛と星子は 少しうれしくなって その日は 夜遅くまで 話していました。 剛は 星子が 手伝ってくれるので うれしくなりました。 剛は 星子が 自分をおいて 妖精に戻っていかないと 確信できて うれしくなったのです。