ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

妖精のその後 その6

星子が
同僚の
妖精から聞いた病院は
近いところでも
名古屋です。

星子は運転免許がないので
車は運転できないし
剛は絶対に運転できないので
新幹線で行くか
タクシーで行くかしか
方法はありません。

今の剛の状態では
病院に行くのも大変な状態ですので
どうしようかと
星子は悩みました。

こんな時
妖精だったら
パッとできるのに
と思いました。

でも
妖精だったら
剛と一緒に入れないし
このまま寝ていても
治る見通しもつかないし
星子は
八方ふさがりの状態でした。

剛に
病院のことを言ったら
剛は
「ありがとう
がんばって行ってみようか。
元気になりたいし」
と言ってくれましたが
星子のことを
考えて
言っているのだと
思いました。

重病人を
連れて行けないので
まず
星子が
行ってみることに
しようと言うことになりました。


地元の
お医者様に
紹介状を書いてもらって
星子は
その翌日
名古屋の病院に
出かけました。