ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

物価が上がって得をするのはだれ?

新政権が
デフレ脱却ーインフレ目標2パーセントを
実現しようとしていて
それを好感してか
株価が高くなっていますよね。

失礼ですが
皆様
デフレ脱却ーインフレ目標2パーセントを
物価が
2パーセント上がると
理解できていましたでしょうか。

景気が良くなることだと
何となく思っていたのでしょうね。


さて
物価が上がると
得をするのは
誰なんでしょう。



話を
少し変えてみます。

世の中の
富には
ストックとフローがあります。


ストックは
現実の今持っている
資産です。

現金や預金をはじめ
土地なんかも
ストックです。

フローとは
下世話な言葉では
「日銭」です。

お商売をしている人は
仕入れ原価に利益を上乗せして
売ってしまいます。

売れるお商売をしている方は
インフレが起きて
仕入れ原価が上がっても
利益が少なくなることはありません。

それどころか
インフレが起きて
物価が上がると
売り上げは上がるので
利益の総額は
上がる仕組みになります。
それとは反対に
お商売には
借入金は
不可避なものです。

物価が上がると
見かけの利益は
大きくなります。

でも
借金は増えません。

即ち
インフレが起きると
借金が
なかったことになるのです。

売れる商品を
作っている
会社は
インフレが起きて欲しいものでしょうね。


即ち
インフレが起きても
生き残れる方
いや
インフレが起きて欲しい方は
ストックを持っている方
ではなく
フローを持っている方でしょうね。


明日は
ストックを持っている方の悲劇を
残念ながら
考えてみます。