ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「ロフトに住むレジ係」その9

離婚してから
3年がすぎようとしていた
冬に
加代美は
朝目覚めると
大きな揺れを感じ
今にも
アパートが
潰れそうになりました。

電気が止まり
真っ暗なか
不安な
時間を過ごしました。

夜がしらみはじめ
明るくなった外を
見ると
騒々しく
人が
行き交っていました。

しばらくして
携帯ラジオを探し
聞くと
大きな地震が
神戸阪神を襲ったことを
伝えていました。

ガスは
止まりませんでした。

電気は
昼頃
水道は徐々に
加代美の住む地区では
復旧していきました。

朝ご飯を
ガスだけで作って
加代美は
お弁当屋さんに
出勤しました。

お弁当屋さんまでの
道沿いの家の中には
全壊している家もありました。

おそるおそる
お弁当屋さんを見ると
全く無傷で
ホッとしました。

店長が
店の中を
整理しているのが
見られました。

少し散らかっていましたが
お弁当屋さん自体には
被害はありませんでした。

でも
水が出ないので
営業が出来ませんでした。

お客様が
大勢来られましたが
事情を
説明して
帰ってもらいました。