ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「ロフトに住むレジ係」その33 前編最終回

代休のその日は
平日なので
サークル活動は
久しぶりに
何もありません。

春の
暖かい日だったのに
どこにも行く
予定がありません。

ロフトで
パソコンを触りながら
何となく
考え込んでしまいました。

天窓から
顔を出して
遠くの
六甲の山並みを見ながら
何となく淋しくなってしまいました。

例のお客様の境遇です。

見た目は
パッとしない
風体なのに
奥さんがいて
子供は全部結婚していて
年金をもらっていて
でも
何もしないと
ぼけるので
仕事をしている
という
恵まれているというのです。

最後の
何もしないので
ぼけるというのは
直接聞いたわけではないので
加代美の推測です。

加代美には
うらやましくなりました。

加代美は
既に
40才間近になっていて
このまま結婚しても
子供が
結婚して
年金をもらうところまで
いかないのではないかと考えてしまったのです。

老後が
悠々自適なんていうのは
とても
無理なように思うし
あくせく働いて
最後には
孤独死しか
将来の展望が見えないと
思いました。


そんなこんなことを考えていると
六甲の山並みに
太陽が
沈んでいくのが見えました。

加代美の目には
涙が
うっすらとでてきて
夕焼けが
ぼやっとー
綺麗に
輝いて見えてしまいました。

今までは
考えないようにしていた
将来のことを
考え始めたのは
この時です。



一応
中途半端ですが
ブログ小説「ロフトに住むレジ係」前編は
終わります。

後編は
今年の
クリスマスの時期から
再開する予定ですが
筋書きは未定です。

もし
この後編の
筋書きが
描ける方は
メール下さい。