ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「ロフトの妖精 スイーツ編」その6

社長は
「プロのパティシエでは
絶対に作らないような
ものを作るために
アマチュアの
君を選んだのだ。

私が考え出した
キスワンを
使いこなして
美味しいものを作って欲しい。

よろしく

早速だが
使い方を教えよう」
というのです。

菓子作りに全く経験のない
私が
適任と
言うのです。

何も知らない方が
良いのだとも言うのです。

何と言うことでしょう。

経験もなく
聞く人もいなく
孤立無援で
開発するとは
目の前が
真っ暗になるような気がしました。

社長とともに
研究室と呼ばれる
小さなお部屋に
入りました。

そこには
見たこともない
ステンレスの
ピカピカの機械が
座っていました。

社長が
「なんだこうだ」と
説明していましたが
早樹は
不安で
あまり理解できませんでした。

疲れて
家に帰って
、、
食事もできずに
悩んでいました。