ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「ロフトの妖精 スイーツ編」その12

そのメレンゲに
小麦粉を
「手早く」混ぜると言うことに
なっています。

そこで
早樹は
心地無い手さばきで
小麦粉を混ぜました。

メレンゲは
だんだんと
小さくなって
見るからに
貧弱になりました。

それを
型に入れて
焼きましたが
膨らまなかったのです。

あとでわかることですがこの
メレンゲに
小麦粉を混ぜる
あるいは
もっと進んで
バターや
油
チョコレート
生クリームを
入れて
混ぜることは
本職の
菓子職人しか
できない技術です。

難しいと言うことも
知らない
早樹や
星子・剛は
その日一日
同じ事を
繰り返しました。

あーでもない
こーでもないと
試行錯誤しながら
繰り返したのですが
5時になったので
退社することになりました。

早樹の会社は
どんなことがあっても
残業しないというのが
大原則の会社なので
さっさと
退社しないと
問題になってしまいます。

早樹の
一日目は
こんな風に終わって
気落ちしていました。

気落ちしたのは
早樹だけではありません。

星子・剛も
もっと
落ち込んでしまいました。

星子は
湖子様なら
こんな時は
魔法で
うまく解決するのに
私は
まだまだ未熟だと思いました。

剛は
そんな魔法のことなど
考えずに
科学的に
解決する方法はないか
考えました。