ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「ロフトの妖精 スイーツ編」その29

明を
ケーキ職人にしてしまうと言う
やり方を実行するためには
相当な
経費と
魔法の力がいります。

そのような経費は
指図書にはないので
そんな事はできません。

その上
そのような魔法を使うためには
もっと
熟練を積んで
ランクが相当上でないと
出来ないのです。


また
明を
通常の方法で
訓練させていたら
とても間に合わないので
やはり
同じ職場で出会うというのは
無理があるようです。

こうなったら
ずぶの素人の
明を採用させるよう
社長に
魔法を使ってはどうかという
考えに至りました。

ケーキについては
全くの素人でも
機械自体が新しいので
そんな案も
うまくいくかもしれないと
思ったのです。

社長に
明を採用させるようするのは
経費も少々しか要らず
星子の力であまりあるものです。

剛にその考えを
話すと
すぐに賛成してくれました。

でも
星子は
剛の心が読めますので
剛の本心は
明のような素人なら
まだまだ
早樹の望は叶わないので
ながく
星子さんの姿を見られると
思っていたのでした。

星子は
笑ってしまいました。