ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「冴子の人生は」 その52

悩みながらも
勇治との生活を
楽しみにしていました。

勇治は
パン職人として
新しい店に
勤め始めました。

冴子は
専業主婦として
勇治を
助けることになりました。

働きに出て
登の家族に
見つかるようなことがあったら
困るからです。

今まで
大きな家で
専業主婦をしていた
冴子が
6畳一間の
アパートで
専業主婦になったのです。

掃除機を使わなくても
掃除も簡単で
共同の洗濯機で
チョイチョイと
やっていたのです。

冴子は
結婚するまで
小さな家で暮らしていたので
平気だと思っていたのですが
暮らし初めて
やっぱり
小さい部屋は
置く所が無くて
不便と
思いましたが
そんなことは
心の中にしまっていました。


小さい部屋でも
勇治は
必ず
登と違って
時間になると
帰ってきました。

それが幸せだと
冴子は思いました。

でも
一ヶ月経った頃
少し失敗したと
勇治と話すことになります。