ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの71歳の老人の日記です

ブログ小説「冴子の人生は」その110

休止を告示しておりますが112までは続きます。

大阪が被害を受けずに
いつものように
時間が経過していることに
不満を感じても
それが
八つ当たりであると
心では思っても
止めることができません。

その日は
暖かい
ベッドに寝て
英気を養うことにしました。

翌日は、
朝食バイキングでした。

豊富な食べ物が
並んでいました。

もう食べきれないくらいです。

美味しくて
さんざん食べて
満腹になりました。

避難所とは
全く違うメニューです。

満腹まで食べながら
何か
満ち足りないものを
感じました。

姪の車で
避難所まで帰り
荷物を
まとめました。

尻池の
潰れたアパートから
取り出した
ほんの少しの家財道具を
運送屋さんに
運んでもらうことを頼みました。

運送屋さんが混んでいて
次の
火曜日でないと
運べないそうで
避難所暮らしを
少しだけ続けて待つことにしました。

出るとわかると
何か
分かれがたいような
気がしました。

避難所のみんなや
ボランティアの人たちと
すっかり友達になっていました。