勇治は 数ヶ月後 痛い痛いと言いながら 亡くなりました。 宗教団体の お葬式を上げました。 仲間がやってきて ほとんどお金もかからず 出来ました。 母親は お葬式には出ましたが その後は 家に帰ってきませんでした。 そこで 勝は 勇治が住んでいた家に 移り住むことにしました。 もともとは 勝のおばさんが おばあさんのために建てた家です。 家賃が要らないので その聞寄付が出来るということで 奥さんとも 相談して 移り住むことになりました。 前の家からは 近いところです。 引っ越して仕事もかわりました。 年金制度が出来たので 厚生年金が 出るところと言うので 変わりました。 製油会社で タンクローリーで 石油を 運ぶ仕事です。 保証人が必要だったので おばさんに頼みました。 ついでに 宗教団体にも 勧誘しましたが おばさんは 熱心な門徒なので 数日通いましたが 説得出来ませんでした。