音が 伝わらない壁だったら 良いですよね。 今ある壁を 防音壁にする時 どのような方法が良いでしょうか。
質量則は防音の基本
防音を考える時 科学的に証明されている法則は 質量則です。 重いもの程 音を通しにくいと言うことです。
軽い壁は増し張り
軽い壁の場合 もともと軽いので 増し張りすると 重量を 二倍にすることは 簡単です。 既存壁が 例えば12mmの石膏ボードが 一枚張ってある壁でしたら 二枚張りにすると 二倍になります。 逆に言うと 二枚張りを 三枚張りにしても 1.5倍ですので 効果は それ程上がりません。 二枚張りの場合は 四枚張りにして下さい。
重い壁は2重壁に
壁がコンクリートのように 重い壁の場合は 質量を 2倍にするのは 相当困難です。 厚みが12cmあるコンクリート壁の 重量を 2倍にするためには 同じように 12cmの厚さのコンクリート壁が必要です。 12mm石膏ボードなら30枚近く張らねば 2倍にはなりません。 この様な場合は 独立した 2重壁が最良です。