ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その75

3年経っても
薫子と陽一君とは
新婚気分でした。

まだまだ
25才ですし
子供がなかったからかもしれません。

春になると
陽一君に
転勤の辞令が来ました。

今度は
広島です。

薫子は
また新しいところに
陽一君と一緒に行けると
喜んでいました。

広島の新し家は
海の見えるマンションでした。

薫子が
以前
結婚の次の夢に
海の見える家と
言っていたのを
陽一君が
覚えていたのです。

瀬戸内海の
穏やかな海が見える
3階に
薫子は
大喜びでした。

それを見ていた
陽一君も
嬉しそうに見えます。

満面の笑みで
ふたりは
見つめあいました。



登は
3年経って
農業改良員としての
知識もでき
充実した
仕事をしていました。

今までの
人間不信というのは
ないようだと
家族のみんなは
見ていました。

そのころ
登の父親は
勤めていた
医療機器の会社を
辞めて
自分で会社を作りました。

医療機器を
お医者さんに販売する会社です。

医療機関が
こぞって
新しい医療機器を購入して
競争力を高めようとする時期だったので
相当の利益が
上がりました。

登にも
会社に来ないかと
父親は
言っていましたが
何となく
農業のことが好きになっていた時期だったので
断りました。