ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その88

夏子は
たいした病気もせず
すくすくと育ちました。

案の定
陽一君は
夏子にメロメロです。

お風呂に入れたり
オムツを替えたり
まめにこなしていました。

前に増して
会社から
サッサと帰ってきていました。

飲み会や
親睦会
忘年会もほとんど
パスして
会社では
付き合いが悪い人間になっていました。

休みの日は
何処にも行かずに
陽一君は
薫子と夏子と一緒に過ごすことに
生き甲斐を感じているようでした。

陽一君に言わせると
「一緒に遊びに行くと
ゆっくりと
一緒にいられない」と
言うものでした。

薫子も
出不精なので
丁度良かったのです。

家事を前日にすべて済ませ
パートを休んで
陽一の休暇に備えました。

休みの日は
3人でとりとめもなく
話したりしていました。

薫子は
夏子が
生まれてから
6ヶ月が過ぎ
育児休暇の延長か
パートを辞めるか
しなければならなくなりました。

子供のためにも
パートを
辞めようと思っていましたが
何となく先延ばしにしていました。

そんな時
陽一君に
新たな
転勤の辞令がありました。

今度は
仙台支店です。