先生との 相談は 食後と言うことで 美味しい料理を 食べました。 山菜などの 珍しい食材が 使ってありました。 夏子ちゃんは 子供用の 食べやすいものが 特別に用意されていました。 夏子ちゃんに 薫子は 食べさしながら 自分のも食べ そして 話しもしていました。 美奈子さんは 「母は 強いな」と思いました。 デザートの くず餅と 濃い煎茶が出てきて 食事は終わりました。 夏子ちゃんが 「ごちそうさま」と言いました。 みんなも同じように 「ごちそうさま」と言って 笑顔になりました。 美奈子さんが 話がしやすいように 夏子ちゃんを 家の「探検」に 連れて行きました。 薫子は 先生の 横へ近づいて 座りました。 数々の 相談にのってもらった先生は もう 80才を過ぎていましたが 往年の かくしゃくとした 様子は 変わっていませんでした。 疑問に何でも ずばっと 答える 先生は 健在でした。 先生: 薫子ちゃん いや 薫子さん 相談は どんなことですか。 あなたのことですから 相当 答が難しいのでしょうね。 薫子: この様な相談を すること自体 正しいかどうか わかりませんが 聞いてもらえますでしょうか。 先生: 予想通り 難しい相談なのね