ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その189

薫子は
すぐに
寝込みました。

いつもは
朝まで
ぐっすり眠るのですが
なぜか
夜目が覚めました。

横で
夏子ちゃんは
よく寝ていました。

わずかな光の中
夏子ちゃんの
寝顔を見て
暖かくなりました。

夏子ちゃんの
幸せを
心の底から
願ってしまいました。


一夜明けて
世界遺産の
平泉の観光を
予定していました。

朝食バイキングを
食べた後
車に乗り込みました。

前の日と同じように
車に乗り込みました。

同じように
登は
夏子ちゃんと
車の中で
遊んでいました。

前日渡した
ぬいぐるみで
遊びはじめました。

少し
飽きた時に
登は
次の
おもちゃを出しました。

小さい女の子に
人気のある
テレビキャラクターの
人形です。

夏子ちゃんは
大変喜びました。

薫子は
それを見ていて
「登さんは
なんて
用意が良い人なの。

夏子の
好みまで知っているとは」と
心の中で
思いました。

「登さんの
思いは
ものすごく
大きいんだ。

そんな大きな思いを
持つのは
きっと
やっぱり
あれかしら」とも
思いました。