ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その226
楽しい話をしている時に 突然 夏子ちゃんが 「雨が降りそうだよ」と 言ってくれました。 空を見ると 急に黒い雲が 東から 出てきているのがみえました。 雨の心配があるので さん人は 園を出て タクシーを捜しました。 国道を走っている タクシーが うまく止まったので みんな乗り込みました。 タクシーの ドアが閉まった時に 雨が急にドッサッと 降ってきました。 登: 夏子ちゃんは凄いね 雨を予知する能力があるんだ 夏子: えっへ 私って 超能力者 薫子: 夏子 そんな言葉 何処で覚えたのよ 夏子: 保育所で 先生が 私に言ってくれたよ 登: 夏子ちゃんは 他にも 能力があるの 夏子: お昼の 給食の メニューも 当てたこともあるの 薫子: 夏子にそんな 能力があるとは 知らなかった 登: そんな 夏子ちゃんの お父さんになれて うれしいわ 夏子: お腹が空いたわ お昼は ハンバーグのような気がするの 登: その 予想は 当たるかも知れないね 和やかに タクシーの中での話は 続きましたが 大阪駅にすぐに到着してしまいました。