ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その229

超能力者母子と
一緒に暮らすことになるとは
全く思っていたなかった
登は
家に帰ってきました。

家では
結果は
わかっていますので
母親お得意の赤飯を
炊いて待っていました。

登の家では
お祝い事に
赤飯を炊くのが
恒例だったのです。

アズキのゆで汁で
餅米を浸けておくと
食紅を使わなくても
あずき色の
綺麗な赤飯が出来上がっていたのです。

登が
入り口を開けると
いつもの
赤飯の香りがしたので
「結果が
わかっているのか」と
思っていましたが
「やったよー
お母さん
お姉さん」と
叫んでしまいました。

ふたりは
玄関に
走ってやって来て
「おめでとう

やったね
登」と
姉は祝福してくれました。

姉や母親は
根掘り葉掘り聞いてきました。

それに
笑顔で
嬉しそうに
残らず答えました。

いつもの
登なら
きっと
途中で
向こうに行ってしまうのに
丁寧に答えたのです。

母親は
「結婚式はいつ

結納はいつ」と
まだ決めていない
日取りまで
聞いてきました。