ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その231

朝起きた時や
食事の時
それに寝る時
あるいは
頂き物があった時など
陽一さんの写真に
向かうのが
日常になっていました。

登と
結婚したら
それを続けることは
できないだろう。

できないことを
夏子にどのように
伝えたらいいのか
全く
薫子には
わかりませんでした。

お風呂に
浸かりながら
考え込みました。

合理的な判断を
いつもは
即決する
薫子には
珍しく
悩んでしまいました。

薫子は
湯船に浸かって
のぼせるまで
悩んでしまいました。

そんな事を考えている時
やっと
名案が
浮かびました。

「登さんに相談しよう」と
言う結論に
至りました。

夫婦になるんだから
ふたりのことは
ふたりで決めた方が
良いに決まっていると
思いました。

どのような結論になっても
夏子は
きっと
きっと
理解できると
思いました。

薫子は
いつも
ポジティブな
考えをもっていましたので
悩んだとしても
少しだけ
それに
立ち直りが
ものすごく早かったのですが
薫子自身は
悩みが多くて
優柔不断と
思っていました。