ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その237

登がプレッシャーを
感じていようが
感じていまいが
レストランに
到着してしまいました。

お腹が
痛くなるような
感じでした。

登には
懐かしい
家でした。

もう20年近く前に
研究した家でした。

入り口には
登の
卒業論文の
はじめの部分が
銅板にエッチングして
飾られていました。

担当教授の名前と
登の名前も
書いてありました。

それを見るのは
初めてで
登は
驚いてしまいました。

家の中
レストランの中に入ると
元気よく
「いらっしゃいませ」の声です。

靴を脱いで
上がりました。

薫子あとを付いて
奥へと
進んでいきました。

一番奥の座敷の
庭が
一番よく見える
所へと
案内されました。

上座の席に
忘れもしない
初老の
男性が
座っていました。

お互いに
顔を
覚えていました。

軽く
笑顔の会釈をした後
男性の横に正座して
深々と頭を下げて
挨拶を
はじめました。