ロフト付きはおもしろい

ロフト大好きの68歳の老人の日記です

ブログ小説「笑顔のアイコンタクトに魅せられて」その238

登は
家で練習したように
挨拶ができて
ホッとしていると
薫子の
父親が
近づいてきて
「懐かしい
あの時は
ありがとうございます。」と
手を握りながら
言ったのです。

その成り行きに
薫子は
びっくりです。

すぐに打ち解けて
登と父親は
意気投合で
家の話しに
熱中しました。

こんな巡り合わせが
あるものかと
思いつつも
よかったと
思いました。

母親も
父親の後ろで
笑顔で
笑っていました。

話は
夏子ちゃんのことになって
登は
「薫子と結婚できたら
夏子ちゃんと
一緒に暮らすことができるなんて
『宝くじに当たって
前後賞も当たったようで
幸せが
数倍
いや
数十倍になった』ようだと
みんなに
言っていることを
話してしまいました。

「そうだ
そうだ」と
父親も
言って
一緒に
喜んでいました。

5人で
会食した後

家を
夏子ちゃんと
探検しました。

ご仏壇に
立派な
仏壇がないのが
前とは違っていましたが
庭も
手入れが行き届き
綺麗でした。