真一は パソコンについて 相当勉強しました。 閑だったので 勉強は よくはかどりました。 3ヶ月後 高価なパソコンを 5台買って パソコン パソコン教室を はじめました。 妻には あまり話しませんでした。 話しても 「あっ そうなの 、、、、、」と 言われるくらいだと 思ったからです。 それに 事務所の看板を 「パソコン教室」に 変えるだけですので たいした変化ではないと 真一は思ったのです。 チラシ広告がよかったのか 時代に合っていたのか パソコン教室は 前の 行政書士事務所に比べると 繁盛していました。 高いパソコンの 減価償却に見合う収入が 合ったかどうかは 決算までは わかりませんでしたが 真一は 「やったー」と 思っていました。 忙しくなると もうひとり先生を 雇って 隣を借りて 事業を 拡張しました。 2年間くらい その繁盛は 続きましたが 他にも 競争相手が出てきて 急に 暇になってしまいました。